【デバイス】2017年の快適なお絵かき環境を調べてみた

新しいお絵かき環境が欲しいなぁ…と思うこの頃。
それも今までよりも快適な状態できるのがいい…。

Cintiq Companion 2の継承機として今年発売されたのが…

「Wacom MobileStudio Pro」(10月6日発表)を2016年11月18日(金)より販売開始
製品名 製品型番 ワコムストア価格(税抜) Wacom MobileStudio Pro13
i5 64GB *DTH-W1320T/K0 168,000円 *ワコムストア限定販売
Wacom MobileStudio Pro 13
i5 128GB DTH-W1320L/K0 198,000円
Wacom MobileStudio Pro 13
i7 256GB DTH-W1320M/K0 248,000円
Wacom MobileStudio Pro 13
i7 512GB DTH-W1320H/K0 288,000円
Wacom MobileStudio Pro 16
i5 256GB DTH-W1620M/K0 278,000円
Wacom MobileStudio Pro 16
i7 512GB DTH-W1620H/K0 348,000円
外出先でも自由に創作活動を繰り広げることができる、軽量設計のWindows 10搭載クリエイティブタブレット。従来の「Pro Pen」の4倍の精度と筆圧レベル、そして最高レベルの応答速度を実現した「Wacom Pro Pen 2」で、より表現力に富んだ、直感的なクリエイティブ環境を堪能いただけます。パワフルなプロセッサ、メモリ、ストレージ、グラフィックボードを装備し、2Dから3D制作まで、クリエイティブ制作に最適な究極のツールです。



いわゆる一体型と言われるもので これさえあればお絵かきソフトだけインストールすれば(一応簡単なお絵かきソフトはインストールされているとは思いますが)すぐに利用できるデバイスです。

だがしかし…趣味で20万弱っていうのは少しねぇ…。
さらに欲張ると上限は40万円でござる。

PCとタブレットは分離した方がいい。
だってPCが故障する可能性だってあるのだから。
(でも一体型だと持ち運びとか便利なんだよなぁ…)


「Wacom Cintiq Pro 13」(11月16日発表)を2016年12月22日(木)より販売開始
Wacom Cintiq Pro 13 (製品型番:DTH-1320) 128,000円(税抜)
Wacom Cintiq Pro 13とは
クリエイティブの可能性を広げる新世代の13.3型フルHD (1920x1080)液晶ペンタブレット。クリエイターの想像力を解き放つ、かつてないほど自然で精細なペン入力とスリムで洗練されたデザインを両立させました。従来の「Pro Pen」の4倍の精度と筆圧レベル、そして最高レベルの応答速度を実現した「Wacom Pro Pen 2」で、心に描くイメージをデジタルキャンバスにダイレクトに表現することができます。また、液晶ディスプレイに光学ボンディング技術を採用することで、視差を大幅に低減しました。反射防止を施したなめらかなフルフラットのガラス仕上のスクリーンに、画面いっぱいに直感的に自然な描き心地で描画することができます。





4倍筆圧レベル(8192レベル)
ペンの正確さが4倍向上
ペンの追従性の向上
傾き検知の向上
視差の軽減

と以前の機種から比べると大幅に改良されたわけですが…
正直言うと自分にはもったいない気もしなくもない…
しかし選択肢の一つとしてはとっておきたい。

ディスプレイ10万かぁ…確かにお絵かき専用だが…うーん…

いや ペンだけで良くない?

iOSおよびAndroidに対応した極細ペン先の「BambooR Omni」およびデザインを刷新した「Bamboo R Solo」と「BambooR Duo」を新たにスタイラスシリーズに追加しました。いずれも手にフィットして持ちやすく、スムーズな画面操作やアイデアを素早く書きとめることができます。新ラインアップの発表にあたり、アイデアをカタチ作る過程やデジタルノートの利便性を、ハッシュタグ「#makingthefuture」をつけてワコムのソーシャルメディアでもご紹介していきます。
ワコム独自のRES (Reflective Electro Static)テクノロジーを搭載した「Bamboo Omni」はUSB充電式で、2時間の充電で18時間利用可能です。耐久性に優れスクリーンに跡をつけないペン先と手になじむ三角形のエルゴノミクスデザインを採用し、書き心地の良さを追求しました。また、本体を回転するとゆっくりペン先が出てきて電源オンにできるツイスト式を採用することで、ペン先の保護と高い利便性を両立しています。高級感あふれるソフトタッチな表面仕上げで、黒と白の2色のカラーバリエーションをご用意しました。



だがしかしこれはウィンドウズ非対応。


WindowsとAndroid対応の「Bamboo Smart for select tablets and 2-in-1 convertible devices」は、ワコムが30年に渡り培ってきたデジタルペン技術に加え、多くのプロクリエイターやスタイラスペンにこだわりを持つ方々のご意見を参考にして開発されました。筆圧感知機能と持ちやすいエルゴノミクスデザインを採用しており、まるで紙にインクで書くような自然な書き味を再現します。
ペン対応のタブレットおよび2-in-1デバイスで使用できるスマートスタイラスペン
エルゴノミクスに基づいた使いやすく高級感あふれるデザイン
高度なテクノロジーでスムーズな手書きメモやスケッチが可能
ハードタイプとソフトタイプのペン先は交換可能
Bamboo Paper、OneNote、Evernoteなどの主要なノートアプリおよびスケッチアプリに対応
※こちらの製品は対応しているデバイスでのみ動作します。
単6電池付属:1日3時間の使用で約1年間使用可能



うーん…
安物買いになりそうな予感もするけれど。


ワコムの“アクティブES方式”ペン入力技術  日本HP社のビジネス向けタブレット「HP Elite x2 1012 G1」に採用
株式会社ワコムが、独自の静電結合方式をベースに開発した“アクティブES方式”ペン入力 技術が、株式会社日本HPから発表されたビジネス向けのWindows10 タブレット 「HP Elite x2 1012 G1」に採用されました。
「HP Elite x2 1012 G1」は、モバイル環境での利用時にも高い生産性と優れた利便性を提供 する、ビジネスパーソンに最適な一台です。
本製品を使って、外出先で受け取ったドキュメントに画面上で赤入れ(修正)したり、手書きで メモを書いたり、ちょっとしたコンテンツを作るといった場面では、ワコムの「アクティブ静電結合 方式(AES)」を採用した「HP Active Pen」が、活躍します。「HP Active Pen」は、2048階調の 筆圧を感知し、ペンが傾いたりディスプレイから離れても、ペン先が正確に追従し紙に書いている ような自然で正確なハンドライティングを実現します。また、このペンにはアプリケーション ランチャーボタンである「App Launch」も付属しており、メモしたい時にすばやくOneNoteや任意のWindows アプリケーションを起動することが可能です。







・cintiqとの比較
当たり前ながら、cintiqの方が圧倒的に描ける。ペンの安定性は比較にならないレベル。cintiqに慣れてる人はワコムAESだと、ちょっと辛いかもしれない。自分は普段intuosを使ってる(デザインだとintuosの方が操作しやすく、面倒なので絵でもそのまま使ってしまう事が多い)ので、その比較だと良し悪しあるかなと。


この機種は以前Surface2がワコムのペンを搭載していたのが、マイクロソフトが自社製品に切り替えた…
というのがありまして…たぶんそれの代用機として十分機能すると思います。



そういえば板タブはどうなってるのか気になって調べてみたら

ワコム ペンタブレット intuos Pro Mサイズ PTH-651/K1



特に三年前と比較しても変化なし、といった感じですかね…。

ちなみにサイズですが大きすぎてもかさばりますし、小さすぎても描きにくいです。
個人的にはMサイズからLサイズくらいがベストだと思います。

それと筆圧ってかなり重要で、描く心地にかなり影響を与えます。



とはいえこの価格帯でも筆圧が1000越えなので十分実用的でしょう。
(これ以下の筆圧がきついのですがね…)

無線系は気になりますが、板タブに戻るのはなぁ…とも。
板タブのいいところは安価で剛体性が高いところや、姿勢よく描くことができることかもしれません。
普段紙に描くようには描けませんから紙に描くのに慣れている人にとっては慣れるまで苦痛がありますが…

逆に液晶タブレットはデジタル特有の操作さえ覚えれば 紙に描くような姿勢で描くので直感的に取り組めます。

結局こういったデバイスは手段ですから自分の資金に見合った範囲で利用すべきだと思います。
最初から高額デバイスを購入して合いませんでした、とか飽きましたとかになるときついですからね。


#まとめ

本格的に描くなら一体型の「Wacom MobileStudio Pro」
もしくはOSとPCを別途購入して「Wacom Cintiq Pro 13」

普通のPCとして使えて ライトなお絵かきをしたい場合は
2in1「HP Elite x2 1012 G1」

ペンだけでいい場合は
「BambooR Omni」
「Bamboo Smart for select tablets and 2-in-1 convertible devices」

という結論に至りました。
とはいえネット検索での評価なので実際どうなのかはまた別な話なんですが…。

三年前と比べるとそのほとんどが液晶タブレットにシフトしてきた感があります。
当時はまだ普及し始めだったのでお値段も使い勝手も未知数だった。


しかし一体型の値段はOSが安価になったために数年前と比べると安くなった気がします。
プロペン付き一体型で20万弱ですから。
加えて当時よりも筆圧、感知とさまざまな面で向上しているのも伺えます。

もし自分が買うなら…
「Wacom MobileStudio Pro」か2in1「HP Elite x2 1012 G1」
どちらかかなぁ…。